『ベイツ教授の受難』デイヴィッド・ロッジ

ベイツ教授の受難

ベイツ教授の受難

デイヴィッド・ロッジ

¥3,024
《「難聴」の教授を見舞う悲喜劇》
 主人公ベイツは言語学の元大学教授で、難聴のため早期退職し、ときおり、やはり難聴で認知症の父親の家を訪問している。ベイツが再婚した妻のフレッドは、自営業で成功し、会話もままならぬ夫は、妻の「付属品」のような存在だ。
 ベイツは女子学生アレックスの論文指導をすることになったが、彼女の色仕掛けにうんざりしてしまう。しかもテーマが「自殺の遺書」分析なので、なおさらだ。夫婦仲もますます冷えていき、何をやっても失敗ばかり......。
 そんな中、ベイツはポーランドへ講演旅行に出かけ、アウシュヴィッツを見学して衝撃をうける。ちょうどそのとき、妻からの電話で娘が産気づいたことを知らされる。そしてその直後、息子から祖父が倒れて入院したと連絡をもらう......。
 人生の盛りを越えた難聴の主人公ベイツ、老いて一人暮らしの父親、虚言癖のある女子学生など、一筋縄ではいかない登場人物たちが物語を盛り上げる。本書は、読者をおおいに笑わせつつ、「老い」「死」というテーマをしんみりと、かつ明るく描き、大御所ロッジ集大成の観がある。(Amazon商品紹介より)

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著者紹介


デイヴィッド・ロッジ

(David Lodge, 1935年1月28日 - )イギリスの作家、英文学者。英文学者の経歴を生かした、学者世界を舞台とした「コミック・ノベル」作品で知られる。ロンドン南東のブロックリー(Brockley)で生まれ育つ。最初に発表した小説"The Picturegoers"(1960年、日本語未訳)は彼の若い頃の経験をもとにしており、後の小説『恋愛療法』でも描かれた。
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで英文学を学び、1955年に文学士、1959年にMAを得た。バーミンガム大学で博士号を取得し、1960年から1987年まで大学で教えたのち、フルタイムの作家になるために退任した。また同大学で近代英文学の名誉教授の称号を取得し、バーミンガムに居住。彼の執筆活動の文書類は、バーミンガム大学の特別コレクションに収納されている。
1975年発表の『交換教授』でホーソンデン賞を受賞し、人気作家となった。なお、『交換教授』『小さな世界』『素敵な仕事』は三部作を構成している。
彼の小説においては、しばしば、学者の世界そして人文科学界が諷刺的に扱われている。また、ロッジはカトリックとして育てられたため(後で自身を「不可知論者的なカトリック」としているが)、彼の性格の多くはカトリック的であり、そしてそのカトリック性は作品のテーマの1つでもある(それは、『大英博物館が倒れる』『どこまで行けるか』『楽園ニュース』などにおいて顕著である)。
彼の小説中に登場する虚構の場所には、"Rummidge"(バーミンガムにならっている)という町と、「北カリフォルニア」と「南カリフォルニア」の間にある州である"Euphoria"がある。そして、Euphoriaの州立大学は、"Plotinus"市というカリフォルニアのバークレーによく似た町にある。
彼の小説のうち、『交換教授』『素敵な仕事』はイギリスでテレビシリーズ化されている。また、『素敵な仕事』はバーミンガム大学でも撮影が行われた。脚本はロッジ自らが手がけ、ほかにディケンズの『マーティン・チャズルウィット』の脚本も手がけた。
1998年の新年には、その文学に対する貢献のため大英帝国勲章が与えられた。(Wikipediaより)


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