婚約を約束するもお互いの夢や希望を追いかける慎一と千春は、周囲の横槍や思惑、親同士の関係からドタバタ劇に巻き込まれていく。


文豪、獅子文六が「人間」としても「作家」としても激動の時を過ごした昭和初期から戦後を回想し、深い家族愛から綴られた自伝小説の傑作。


敗戦の激流の中にワラ屑のように弄ばれた一人の“凡人”が体験する漂流奇談。四国独立運動、田舎町の選挙、一夜の美女、大地震……ユーモアと風刺に充ちた物語。


戦後の日本にやってきた“自由”という価値観は、しっかり者の妻とぐうたら亭主の夫婦にもこれまでの仲を揺るがすような大喧嘩をもたらす……。


東京―大阪間が七時間半かかっていた昭和30年代、特急「ちどり」を舞台に乗務員とお客たちのドタバタ劇を描く隠れた名作が遂に甦る。


悦ちゃんはお転婆でおませな10歳の女の子。のんびり屋の父親に突如、再婚話が持ち上がったから、さあ大変! ユーモアと愛情に満ちた初期代表作。